ネイリストは接客業!

ネイルが好きだからネイリストになりたいという方も多いと思います。しかし、ちょっと待って!果たして、ネイルが好きだけで務まるでしょうか?
ただ黙々とネイルのケアをするだけがネイリストの仕事ではありません。ネイルの技術を向上させることももちろん大切ですが、接客・会話の技術も同じくらい、いやそれ以上に重要なのです。
「技術職」であると同時に「接客業」でもあるネイリスト。今回は、その接客についてみてみましょう。

■ネイリストは接客業!

リピーターになってくださるお客様は、月に1度、平均2時間ほどの時間をネイリストと一緒に過ごすわけですから、場合によっては友だちよりも高頻度で、長い時間を過ごすことになります。
その間お客様に居心地が良いと感じてもらわなければ、どれだけ素敵な仕上がりでも二度と来てくれないかもしれません。一緒にいて不快な人にはまた会いたいと思いませんよね?それだけ、接客面での心地良さは大切なのです。

■第一印象は身だしなみと元気なあいさつから

「人は見た目が9割」という言葉がありますが、人に好印象を与えるかどうかは最初の3~5秒で決まると言われています。清潔感のある、お客様に信頼を与えられるような服装・髪型などの身だしなみと、気持ちの良いあいさつを心がけましょう。
そして、必ず笑顔を絶やさないこと!それだけでネイルサロン自体の雰囲気も明るくなり、お客様は「またこのネイリストさんのお店に来たい!」と思ってくれることでしょう。

■相手に合わせた会話を

長時間、向かい合った状態かつ至近距離で、相手の手を握りながら接客するのがネイリストのお仕事です。会話が苦手な方には、とても難しいことのように感じてしまうかもしれません。
まずは、お客様を観察してみましょう。服装、メイク、ネイルのデザインの好み。どこかに会話のヒントが隠れているはずです。リピーターのお客様なら、前回の会話をしっかり覚えておけば、「私に、ちゃんと興味を持ってもらえている」と嬉しい気持ちになります。
また、会話を絶やさないようにと一生懸命話しても、お客様の居心地が悪くなってしまえば努力の無駄になります。あまり話したくない様子のお客様には、無理に話さないことも一つの接客術。大切なのは、「目の前の相手に合わせる」ことです。

ネイリストの接客において大切なことを紹介しましたが、接客には正解がありません。日常生活で訪れたお店で、気持ちが良いと感じたことを実行してみるなど、地道な努力の積み重ねが大切です。逆に、嫌な思いをしたこと、居心地の悪かったことがあれば、同じことをしないように気をつけることが良い接客につながります。
お客様との距離を縮めて、リピート率の高いネイルサロンを目指しましょうね!

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