美容室を選ぶときの基準
美容室がたくさんある今、どこに行くべきかと悩んでいる人も多いでしょう。
大きく分けると美容室のタイプは2つになり、大規模チェーン展開をしているところと、個人店です。
それぞれに特徴があり、メリットとデメリットの両方がありますので、比較すべきポイントを見極め、どちらが自分に合っているかを考えることによって美容室選びを失敗するというリスクを少なくすることが出来ます。
増えているチェーン展開の大規模美容室
昨今大きく出店数を増やしているのは、お待たせしないがコンセプトの、大規模チェーン展開の美容室です。
このタイプの美容室の特徴は、個人店が加盟している組合には参加せず、独自の経営方針で店を運営していることです。
そのため、連盟に参加した場合にまもらなければならない月曜日と月2二度の火曜日の定休日を取ることなく、年中無休で営業が可能なことから、いつでも行けるところがメリットといえます。
個人店の場合は、周辺にある個人店とほぼ料金設定にして足並みをそろえているのに対し、チェーン店ではカット1500円といった具合に激安をウリにしているところも特徴です。
広い店舗に多くの美容師を雇っているため、行っても待たされずに済むうえに料金が安いこともあって、急速にお客さんの数を増やしているタイプの美容室です。
対する個人店は
個人店という分類になる美容室は、1店舗のみ、つまり、その店だけで経営している美容室を指し、スタッフは美容師とアシスタントを含めてせいぜい1人~4人程度で切り盛りしているところを指します。
店舗もそれほど広くなく、チェアもせいぜい3脚もあれば多い方といえるのが特徴です。
中には美容師が1人で切り盛りしている美容室もありますので、シャンプーからカットにパーマまで、美容師がすべて行うことになり、お客さんがいれば終わるのを待つか、出直すしかありません。
昨今は予約制にしているところがほとんどですので、1人だけで回している美容室なら、必ず予約していく必要があります。
どちらとも甲乙つけがたい
人によって求める要素はさまざまなため、安さや待たされないことを重視するなら、大型チェーン店の美容室が向いています。
ただ、施術の丁寧さにおいてはやはり個人店に軍配を上げる人が多く、お金を出しても満足いく仕上がりにしてほしいと考えるなら、個人の美容室が適しているでしょう。
とはいえ、物は試しでチェーン店に行ってみたら、意外とよかったということもあるかもしれず、比較してから決めるのもいいかもしれません。