子どもたちは学校や地域という社会のなかで、なんらかのストレスを抱えている場合があります。「親に心配をかけたくない」という純粋な気持ちから自分の心境の迷路に入ってしまう時には、家庭以外の安心できる場所があるといいですね。
花育セルフセラピーは、子どもたちが自分の気持ちを解放して表現できるところです。花をアレンジするなかで、お子様が選んだ花の色彩に心の様子が現れてくる時があります。カラーセラピーの視点から色と心の関係を解きほぐし、良い悪いという判断ではなく、必要な場合はアドバイスを贈ることができます。
心というものにスポットライトをあてて見つめることや、その時間をもつことは子どもたちが本来もっている生きる力をひきだしてくれます。フラワーアレンジメントの方法を学ぶのではなく、花と向き合うことで自分の創造力に気づき自分を愛することができるのが花育です。自分は自分でいいんだと思えた時には、心の迷路から抜け出しているかもしれませんね。