商売道具

美容師さんの商売道具であるハサミ。シャキンといい音でスパッと髪を切られる様を見ていると気分爽快になりますよね。材質や手の大きさ、美容師さん個人の好みによってマイハサミは違うようです。
通っている武蔵小金井の美容室に聞いたのですが、値段は1万円から数十万円するものまでピンキリだとか。高価だと切れるのかと私を担当する美容師さんに聞いたら、そういうわけではないと・・・自分が使いやすいと思えるハサミに出合うのも運命なのかもしれませんね。

大雑把に言えば、切る目的のハサミは「シザー」。すくときに使うのは「セニングシザー」といいます。セニングは歯がギザギザになっていますので普通のハサミと違います。このギザギザの歯もメーカーによっていろいろなタイプがあり目的やスタイルによって使い分けます。かっこいいですね。

私たちが一般的に使うハサミで髪を切ると刃が鋭くないために、切るというよりつぶす状態になってしまうのだそうです。切れ味がよいと断面も綺麗、毛先も良い状態ということになります。断面が傷つくと枝毛になったりしますので美しい毛先を保ちたいなら、毛髪用のハサミ以外では髪を切らないようにしましょう。

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